偉人の「本と話」は役に立たない

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自信喪失

学生時代はマンガも含め本を読んだ事すらありませんでしたが、20代半ばから経営の神様と言われる松下幸之助さんから始まり、ダイエーの中内功さん、ホンダの本田宗一郎さんなどの本を読むと「信仰」や「思想」にも触れることから色々な本も読んだ時期があります。

思想で言えば原始共産制は理想ではあるが世界の何処にも実態はなく、独裁者国家しかないので、それなら資本主義のほうが良いと思ったり、各宗教は素晴らしい教えがあるが、布教者の実態は宗教者と呼べないと思った。

この辺りの経験が『確たる無信仰者』にした最大要因であり、偉人達の本は自信喪失には抜群の効力を発揮、同時に挫折感をもたらす効力はあるけど無用の長物であると結論づけた。

なら全ての本が参考に成らないかと言えば「NO」我が人生に大きな影響をもたらしてくれた本が1冊だけあって、そのタイトルはデール・カーネギー著書『人を動かす』でした。

同様の世界的ベストセラーにナポレオン・ヒル著書『成功の哲学』があるが、「そりゃそうだけど、それが出来る人間はこんな本を読まない」と思った記憶があります。

なぜ役に立たないか

結論から言うと偉人の著書は『凡人の自分では無理』という現実を突きつけられる事と成功は、その人だから成し得た事であって、誰でもが出来る事ではないという事実です。

それから偉人や成功者の多くは変人と思われてた人達だって事、事業の成功者ではありませんが、学校で習った人達で誰もが知ってる人達で言えば、、、

「地球が丸いと言ったピタゴラス」
「地球が太陽の周りを周回していると言ったコペルニクス」
「鳥のように空を飛びたいと言ったライト兄弟」
「万有引力の発見者ニュートン」

誰もが世界的な偉人であると認める人達だけど、発言した当時は単なる変人、端的に言うと偉人は一般常識の枠に当て嵌まらない以外は不可能なんです。

また全ての成功者に共通する点として『諦める事を知らない人達』『強運』『儲けを最優先した人はいない』の3点があるのも否定できません。

その意味で言うなら大人より子供の発想のほうが偉人に近く、我々が子供の頃マンガの中にあった世界が今では実現している事っていくつもあるでしょ。

凡人の僕でさえ幼少の時、街中で育ったので横の路地で凧揚げしてたら電線に引っ掛かって取れなくなり、お婆ちゃんに言うと「こんな狭い場所で凧揚げするからだよ」と言われたんだそうです。

すると「何で電線が上にあるの?」と聞いた僕に「馬鹿だねぇ電線は上にあるものなんだよ」と言うお婆ちゃんに対し「ふーん、僕なら地面の下に埋めちゃうけどな」と言ったんだそうです。

お婆ちゃんから、その話を聞かされた当時も電線は上にありましたが、今では地下にあって頭上の電線は減ってますから、その時代の常識に縛られない子供の発想は凄いと思う。

敗者からの学びは多い

偉人の真似はできませんけど敗者からは僕でも学べますし、成功者は誰も人の真似をしてませんが、敗者には共通点が多いので、とっても参考になります。

敗者最大の共通点は「根拠の無い自信」と「失敗原因は全て自分以外」なことです。

小中学校の同級生がフランチャイズの弁当屋を始めたいと相談に来てくれましたが、本部の指導なのでしょうが仕上がりまでに1分を競う事で、1日の販売量に大きな差がでると主張した意味が分かりませんでした。

僕が弁当を買うのに1分を気にする事は無いからで、立地条件の至近距離にNTTなどの会社もありましたので、こんな提案をしました。

僕の提案

・女性主対象に、低価格のヘルシー弁当を届ける(1カ月間同じメニューは無い)
・男性主対象に、ボリューム弁当を届ける(1週間は同じメニューは無い)
・時々、数量限定の特製弁当も受け付ける(実際は余った食材の処理だけど豪華)
・お茶が準備できない職場はお茶サービス
・毎日届けて、午後3時過ぎに紙製でも弁当箱を回収に来る(会社の負担が減る)
・これにより毎日の売上、仕入れ等の在庫管理と売上予想もし易くなるはず、、

でも結局のところ自分の主張に賛同して欲しいだけ、開店したけど数年で閉店。借金だけが残った結果だったと思う。

ようは自分がどう思うか最優先、買う立場で考えられないからの失敗なんだけど、同様の発想を50歩100歩でする人は意外に多く大半は失敗に終わります。

そこで生まれたのが『我が店はお客様の為にあり』であり、この発想に辿り着けたのは偉人に対する挫折感ですから、挫折感を教えられた事が最高のメリットと言えるでしょう。

多分、事業だけでなく家族や職場の人間関係などにも当て嵌まるでしょうから、人生に於ける様々な場面で参考になると思う。

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