気持ちは分かるけど
ホームページに貼ってある動画4分50秒過ぎ位で独居の高齢女性が「周りに迷惑を掛けないで直葬と散骨だけで済ませたい」と言ってる場面があり、この言葉を一番聞くのは『独居老人』からです。
独居老人の多くは家族や親族との縁は希薄、周囲の人達との付き合いも最小限だから、自分が終幕を迎えたら他人に迷惑を掛けるしかないのは明白です。
とはいえ独居老人の気持ちもわかる――、
家族親族とは最低限の親戚付き合いはするけど、心から頼れる人はなく、友人知人も同様に表面的な付き合い以外はしてないとしたら、他人の力は借りたくない、他人の世話になりたくないと思うのも理解できます。
実際は無理でも、せめて自分の「亡骸」「焼骨」だけでも低費用で全て対処代行して貰えるとしたら、もし自分が独居老人なら依頼したいと思う気持ちは良く分かる。
独居老人数予測
あんしんサポート設立2008年の独居老人数460万人、20年間で300万人増なら、団塊世代が80代の終幕期に突入する2030年は最低でも750万人、団塊世代の終幕期が加速すれば900万人以上は確実です。
750万人とは日本で5番目に人口の多い埼玉県民、900万人なら2番目の神奈川県民と同じ独居老人がいるって凄くないですか? ってゆーか多過ぎませんか。
独居老人の生活予測
- 負担者は増えず受給者が増え続けるので年金額は下がり続ける
- 介護保険料は利用者が増え続け上がり続ける
- 高齢になれば成るほど医療費は増えます
- 独居になれば夫婦時代の6割弱まで年金は下がります
- 夫婦でも独りでも電気水道光熱費は変わらず食費も大差ない
- 生活費だけで精一杯の老人に高額な葬式代など貯められない
- 無理をしてまで葬式をする意味と価値があると思えない
- 老後は施設入所の心配もあるはずです
他人に迷惑が掛からない方法が無いか考えた
① 逝去の一報を貰えれば遺骨処理まで全てしてくれる所があれば良い
② 死亡届出書に記載する全ての項目を事前確認しておく必要がある
③ お迎え搬送から火葬、散骨までの全費用をどうすれば良い?
④ 「火葬・散骨プラン11万円税込」なら遺骨処理まで可能だけど、、
⑤ 安置48時間を超えれば追加が発生するが、誰に請求すれば良い?
⑥ デポジットを預かったとして、残金は誰に返金すれば良い?
色々考えてみましたが良い方法は見つかりませんでした。
上記案を前提とした解決案が完全委託プランの新設です。
完全委託プラン
- 事前予約限定(逝去後の依頼は出来ない)
- 死亡届に記載する必要事項は全て事前確認しておく
- プラン価格税込12万円は逝去前の事前入金必須とする
- 火葬場都合の安置日数増は10日間でも追加料金無し
- 安置日数増によるドライアイ追加も追加料金無し
- 言葉通り病院等が最後、完全委託とし逢えない
問題は3年前の前橋斎場のように10日間火葬予約が取れない場合「安置加算6,000円×8日間=48,000円」「ドライアイス11,000円×3回分=33,000円」と最低でも81,000円の負担は全て当方で背負うしかありません。
但し安置が1日延びるだけなら「火葬・散骨プラン11万円」より4,000円収入が増え、2日以降はマイナスが増え続けるけど、依頼者は余生を安心して過ごせるはずです。
心の安心も大事
毎食独りでご飯を食べて、独りでテレビを見て、自宅では話す人もいない生活を何年も続ける人の本心、理解はできませんけど辛いだろう事は何となく分かります。
遠くない未来に終幕を迎える覚悟、その時までにいくら残せば良いのか、人生の最後は他人に迷惑を掛けたくない、寂しい思いを散々してきた老人最後の願いくらい聞いてあげたいじゃないですか。

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