170万円の家族葬がどうして17万円で出来るの?

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葬儀社120万円+布施50万円=170万円

改めて見ると170万円でも普通の家族葬が1割価格の17万円、それも税込価格は異常だよね。この価格設定を振り返ると、最初の目標が「一銭も無くても骨壺に納まれたら助かる人達は沢山いる」との想いで目指した『5万円火葬プラン』の話しが必要です。

今もだけど国保から葬祭費として支給される5万円が料金設定の根底、一般的には原価+諸経費+利益=売価の公式だけど、売価決定が先という特殊な発想からでした。

周囲から絶対無理と断言された事から、へそ曲がりなのだろうけど闘争本能に火がついたように走った結果、設立から3年後に実現した当時の「全国直葬料金の平均が17万円」と言われてたと記憶してます。

何となく『直葬料金17万円で家族葬が出来れば仕方なく直葬しなくて済むなぁ』と考えたのは覚えており、設立5年目にNHKが全国放送してくれた動画の中ではすでに『宗教者付き家族葬プラン39万円』の懸垂幕が掛かってます。

正確に覚えてないけど、この時点で17万円家族葬プランに向けて動いてたようで、その時点では完成する見込みもないので、当方の千明ちぎらにも伝えて無かった。

大前提として立ち位置の違い

本心だから言うけど「僕は葬儀屋が嫌いです」商家に生まれ幼少期から帝王学と商道として商人に大事なのは「金」でなく『信用』と『思いやり』と叩きこまれてきた理念とかけ離れてるのが葬儀社の実態だからです。

俗に言う坊ちゃん育ちですが、15才で稼業倒産後は貧乏生活をした事もあり、生活弱者の心情が分かるし、人の終幕は自然の摂理であり、入院等で高額な費用が掛かった直後の葬式は残る家族の生活を崩壊させる可能性が高いのもあった。

ようするに人の不幸を利用して暴利を貪る人間を好きに成れないのだろう。

根は軟弱だから『有言実行』しか道はなく、自ら背水の陣を敷くように至るところで公言し続けた事で、引きさがれなくなった結果として達成できたんだと思う。

馬鹿なのかもしれない

性格なのだろうが、美容業経営時代も含め利益計算しながら経営した記憶はなく、不思議と利用者が増える事で経営が成り立ったから倒産経験はない。

経営者でありながら利益計算より利用者優先と言うと聞こえは良いけど、単純に馬鹿なのかもしれませんが、それでも経営者人生37年だから良しとしましょう。

もっと言うとお客をお客様と思った事もなく、自分自身がお客の立場で考えると、お客ほど自分勝手で我が侭な存在はいないし、そんな人達から「安い」「凄い」「最高」みたいな発言を引き出すと「だろ!」と優越感に浸れる自分がいたりする。

ついでに言うと目的達成まで妥協はなく、総合的に見ると僕の経営感覚は、祖父母に叩き込まれた商道に沿っていれば良いという『自己満足』なんだと思う。

更に言えば『嫌に成ったら辞めれば良い』と思ってる自分もいて、美容業時代の最大借金1億円から学んだ「目指すは無借金経営」をあんしんサポートでは実践して18年間貫いてきたから、いつ辞めても借金は残らない。

だから思い切った価格設定がしてたこられたのもあるだろう。借金して返済があれば返済+経費は稼がなければだし、反動として臆病になるだろう。

継続は「ちから」なり

無謀と言われた「5万円・火葬プラン」、墓閉じは確実に増えると設定した「11万円・火葬+散骨プラン」、独居老人用に無理矢理設定した「12万円・完全委託プラン」、そして「17万円・読経戒名付き家族葬プラン」更には「超低価格墓閉じプラン」も実現した。

20年前から僕を知る人達から共通して言われ続ける「20年間まったくブレないよね」は凄いというより、本音だから変わりようがないだけ。

上記の「葬儀屋が嫌い」でも分かるように普通はオブラートを掛けて「余り好きじゃない」と書くけど本音の「嫌い」と書くだけ、葬儀社の本質が変わらない以上は何十年経とうが好きにはならんでしょ!?

あとは「かね」だけは綺麗なことかな、経営者人生37年間どんなに厳しい状況でも支払いで「待った」と言った事はなく、周囲や社員に愚痴を言う事もないのは幸いしてると思う。

綺麗事は言わずYES・NOがハッキリしているので、最初から嫌われるマイナス面もあるけどプラス面もあって、その最たるものが『信用』てす。

その結果として家主企業を筆頭として「こういう場所は1軒は必要だから、金額の事は言わないから電話してくれて良いよ」と言ってくれる住職さん達など、周囲の人達に助けられての支援活動だから我々だけが利益優先とはいかんのです。

単純に確認してみた

クリックで家族葬プランに含まれる項目確認ができます

  • 6尺山型フタ付き白布棺 13,000円税込(当社仕入価格より安い)
  • 7寸白骨壺(銀貼箱付)  3,800円税込(当社仕入価格より安い)
  • ドライアイス15kgまで   5,700円税込等々、全て赤字設定です
  • 祭壇には30万円相当の供物が揃っており家族は一切購入する必要はない
  • 家族葬は最低3日間の総人件費2名分で33,000円(一人1日5,500円)
  • 読経・居士大姉戒名(白木位牌付)一般相場50万円位(5万円で依頼)
    ※単純に試算すると税別10万円で家族葬を実践してる事になる。

改めて書いてみると「フッ」と苦笑、設定した人間からしても異常と感じるほどです。

料金と内容は利益うんぬん以前の問題、使用する葬具は誰が見ても違和感無い主流品、全プランで搬送直後は豪華な祭壇前の納棺だから、例え直葬プランでも家族の心は安らげるし、税込75,000円と低価格でありながら日本一豪華と断言できる。

趣味だと思えば理解できるかも、、

書いてみると「できる」でなく「無理矢理」って感じが強く、上に書いたように誰かの為というより自己満足なんだと思う。

葬儀支援を商売として捉えたら僕は経営者として失格だろうが、皆さんの中にも趣味に投資してる人は結構いるんじゃないかな。

例えば千明の息子は大人になった今も吹奏楽で先日も桐生でコンサートしてたけど、観覧は無料だから会場費・パンフレットを始め普段の練習も全て団員が自腹、金銭面はデメリットしかないけど自己満足や充実感はあるのだろう。

登山が趣味、釣りが趣味、旅行が趣味、その大半は自己満足感や生き甲斐の人が多いんじゃないかな。

葬儀屋は嫌いだし葬式が好きな訳じゃないけど、こんな人間でも自分より弱い人を助けられ、その結果が目の前で分かり、心から感謝してくれる家族の姿が自己満足となり、人生終盤に於ける生き甲斐になってるんだと思う。

趣味で飯が食えたら最高でしょ!? だから儲からなくても続けられてるし、同世代の人達の中でも挑戦し続ける事で若くいられる実感もあるから、より高見を目指し続け生涯現役を目指せるんじゃないかな。

そう言えば『墓閉じ』が安い理由も聞かれるので次回「超低価格墓閉じプラン」です。

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