年間孤独死・76,000人

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独居老人903万世帯

20年前の2007年、2030年には独居老人が750万人を超えるとの独自予想より大きく上回り、2026年現在で900万人を超えてます。

国内2番目に人口の多い神奈川県の920万人に匹敵する人数となった今、年間孤独死76,000人のうち65才以上の孤独死が58,000人という現実です。

昭和の時代は親子3代同居が普通だったのですから、50年間で親子関係はとんでもなく希薄になったのは間違いありません。

老人夫婦世帯数より独居老人世帯数が上回った事からも、独居になってからの子供達との同居は難しいのが現実なのでしょう。

対策は自分でたてる

友人が多く毎日のように他人と交流のある方は別として、多くの老人の世間が狭く外との交流は少ないですから、自分なりの対策をしておく必要があります。

友人を作れと言われても難しいでしょうから、頻繁に交流機会のあるサークルに入るとか、多額の寄付を取られない宗教など、昔の向こう三軒両隣的な付き合いというか、面倒をみてくれる人達との交流を図るのもひとつです。

900万人の人達全員に厚い介護を行政に希望しても無理ですから、同様の環境にある人達の中で相性の良い人達と『お互い様サークル』を作るのも一考でしょう。

家の外で座ったまま逝去

5月31日午後3時過ぎ、会員さんから「兄が亡くなったけど警察にいるので、どうすればいいですか?」との電話が入りました。

故人は79才独身で一人で商売をしてた方、11年前にお母さん、8年前に弟さんの葬式を当方で行った方と資料で分かりました。

『2015年・お母さん』
・直葬89,000円+消費税8%=96,120円
・非会員なので+21,600円(当時は非会員も受けてた)
・総額117,720円
※消費税引き上げの便乗値上げで物価が上がり、5万円直葬が出来なくなった時期です。

『2018年・弟さん』
・直葬69,000円+消費税8%=74,520円
※何とか葬祭費5万円に近づけたいと無理は承知で値下げした時期でした。

『2026年・長男79才』
・直葬68,181円+諸費税10%=75,000円
※税込75,000円(¥68,181+税¥6,819)のまま物価高に挑戦し続けてる現在です。

改めて書き出してみると、円安インフレで物価高の今が一番低料金、2008年6月NPO法人設立時に日本初の「葬儀支援センター」と命名した理念を貫き続けてるのを改めて実感。

店の横で座ったまま逝去

通りかかった人が「おかしい」と思い声を掛けたら亡くなってたそうです。

検視した医師の話しでは座ったら心臓が停止で苦しんだ様子もないと言ってました。

警察署の冷蔵庫で保管され引き取りに行った時「この時期は自宅の中での逝去なら腐敗が進んで大変な状態だから、考えようによってはラッキーだよね」と言うと捜査一課の人達も「ですよね」と言ってました。

ピンピンコロリで人の目に触れる場所での静かな逝去、少なくとも人生の終幕に関しては超ラッキーな故人です。

自転車の妹さんを乗せて

死体検案した医師の医院までは上り坂で数キロ走る必要があり、対応した故人の妹さんは76才で自転車だと分ったので、妹さんの自宅に迎えに行き乗せて死体検案書(¥33,000)を取りに行き、警察署まで迎えに行ってきました。

独居老人の孤独死が多いとは、対応する兄弟姉妹も高齢者なので車社会の地方都市ではタクシーを利用する確率も高くなります。

先月末、他市の火葬で来た故人のお兄さんは15分くらいの距離で¥2,500のタクシー代だと言ってましたから、帰りは自宅まで送っていきましけど葬儀社ではしませんから、それだけでも¥5,000の出費です。

警察署に死亡診断書を持参する決まりになってますが、この辺りは国家公安委員会・警察庁でも検討して欲しいものです。

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