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永代供養散骨

時代を先取りした『永代供養散骨』

葬儀支援センターを開設した2008年、今から15年前でも少子化による墓閉じの増加は明らかで後々費用の掛からない散骨が増えるのは必然でした。更に2030年代の団塊世代が80代の終幕期に突入する頃には年金は下り続け、医療費は増え続け老人世帯も増え続ければ、高額な葬式費用を捻出できない老人で溢れかえるのも明白でした。

個人的には「散骨で良いんじゃねぇ」と思いましたが墓で手を合わせる昔からの慣習と遺骨信仰のある日本人ですから昭和生まれが居なくなるまでは無理だろうと考え、過去の慣習も叶えられ、墓守がいなくても墓に入れて、最終的には何も残さない方法論が無いだろうかと考えた末に生まれたのが『永代供養散骨』です。

・自分で墓を建てずとも自分達の代だけ入れる永代供養墓
・永代供養と言われる三十三回忌まで納骨した後に全て散骨で何も残さない
・年会費は誰でも支払える料金設定であること
・墓参りはいつか必ず行けなくなるから出して手元供養可能な設定
・また転勤転居の際も転居先に持って行ければ墓が足枷あしかせにならない

その全てを叶える為の第一段階は「自社山林(散骨場)の所有」で設立2年後には散骨を開始、散骨数が一定数まで増えた6年後に永代供養墓建立と構想から8年後に目標達成できました。

更に予想外でしたが粉骨を手元供養すると故人の親の墓に少量撒いたり、故人が好きだった畑、植木、良く言った場所にも持参して撒ける利点もあり、旅行の際は一緒に連れていくこともできて足腰が弱く成ったり、自動車の運転が出来なくなったら自宅で手元供養が最善であると経験者からも教えられ良い意味で副産物もありました。

道徳や倫理は余り変わって欲しくない事も多いですが常識や慣習は時代の流れに沿って変化し続けており日本の墓の考え方も岐路にいるのは間違いありません。

永代供養散骨とは三者から選択します

「1」全散骨

※全て散骨して何も残さない選択
※代行散骨に付き同行できません

群馬県北部にある自社所有林の専用散骨場、静かで小川のせせらぎが聞こえ、少し離れた場所から園児のはしゃぐ声も聞こえる事もあり、夏の夕刻には、ヒグラシの鳴き声が聞こえることもあります

「2」散骨と手元供養

※大半は散骨しますが一部粉骨を自宅供養
※火葬直後の焼骨は10分程で手元供養用の粉骨がお渡しできます
※納骨用容器に入れてお渡ししますのでファンシーショップ等で可愛い小物入れを用意すればいつも過ごした居間に置くこともできます
※代行散骨に付き同行できません

「3」散骨と永代供養墓納骨

※大半は散骨しますが一部永代供養墓納骨
※代行散骨に付き同行できません
※後日、当社永代供養納骨
 ・納骨費用 2,000円
 ・年会費1軒2,000円(遺骨数不問)
※寺墓所の建立ですが檀家にはなりません
※墓参は自由にいつでも行けます
※写真のように花が無いことがありません

あんしん一樹の陰
見知らぬ者同士が偶然一本の木に寄り添う、是、偶然でなく前世からの縁なり、心穏やかにて、心安らかなる眠りをと祈る