第十八話 「葬儀支援は行政がすべき事」では何も変わらない

14年前、葬儀支援センター設立当初はブログも含め「絶対嘘だ」「追加されるに決まってる」中には「美容室経営が駄目で親子で葬儀屋を始めNPOの助成金で儲けた」など、結構笑える誹謗中傷もされましたが、全く気になりませんでした。誹謗中傷するのは葬儀屋でしょうから、それだけ脅威だと言われてるようなものだし――、葬儀屋から見て嫌な存在とは、消費者にとっては良い存在だと証明してくれてるようなものだし、何を言われても、いずれ本当の姿は分るし、我々は葬儀屋さんを相手に支援をする訳でなく、消費者、それも葬式後の生活に支障が出るような弱者中心の葬儀支援ですから、対象者の人達さえ理解してくれたらそれで良いのです。

案の定、設立から5年もすると僕の耳に誹謗中傷の言葉は聞こえなくなりました。豪華で盛大な葬式をしても残る家族の生活に支障が出るなら「その葬式は間違い」と言い切れます。残る家族の生活より大事な葬式など無いし、絶対にあってはならんのです。ところが現実は、葬式代が無くてローンを組ませる葬儀社もあれば、葬式代が出る保険に入れたがる葬儀社もあります。

変だと思いませんか? 葬式と布施は高額のまま、余裕の無い家族には更に保険金を払わせ、あくまで高額な葬式を維持させようとする――、なぜ葬式代を安くするとは考えないのでしょう。また、そんな反論が出ないよう『最後ですから』『供養ですから』『皆さんそうしてます』などの言葉を添えた霊感商法と体のいい脅しが常套手段です。

あんしんサポートの内容や料金が本物だと分ると「葬儀支援は必要だけど、それは行政が行うべき事」と葬儀屋や葬式関連の人達は逃げ口上に使います。まぁ、言ってる事は間違ってません。その通り行政が「最後の福祉」として行うべきだと思います。しかし現実として、葬儀支援の福祉など日本の何処にも無いのですから、口先だけの逃げ口上でしかなく、こんな事を言うのは葬式関係の人だけだからです。

自分は出来ないけど、行政がすれば良い――、さもさもらしく聞こえますが、行政がしないのが分かってるから吐く言葉に過ぎません。もし行政が福祉として行ったら「生活侵害だ」と騒ぐんじゃないかな。当然この発想では何も変えられません。今の在り方が間違ってると思うなら、自分で正そうと動いてみることです。口先だけの評論家も論外です。言うだけなら誰でも言えます。偉そうな事を言うけど、自分で実践しない人間は「虎の威を借りる狐」信用できません。

何事に於いても妄想で無くチャレンジすることです。それが正しくても、間違ってる事でも、動けば必ず答えが出ます。「先に進め」の流れもあれば「すぐに止めろ」の流れだってあるでしょう。いずれにしても大切なのは考え続ける事でなく動いてみることです。

あんしんサポートを葬儀関連の人達が、どう評価してるか分りませんが、どんな評価であろうと全く気にならないし関係ありません。葬儀支援を必要とする人達が助かれば――、それで良い。

タイトルとURLをコピーしました