第十二話 火葬+散骨=ぱっく60設定

あんしん館開設、講演会、新聞記事、NHK放送と宣伝活動が続いた事で会員数は倍増を続け、施行数も初年度3件から倍々ゲームも5年続き、100施行が見えたきた頃、ひとつの課題が見えてきました。「遺骨をどうするか」と悩む家族は意外に多いことです。

すでに散骨場は所有してましたが、葬式と組み合わせるまでに至らず、個々に独立した状態でしたから馴染の無い散骨を選択する人は少なく、基本的に墓への納骨と考える時代でした。その結果、火葬までは低料金で出来ても納骨するには墓を建立するか、寺の永代供養墓に納める人が多い訳で、墓建立なら最低でも100万円、永代供養墓は33万円~150万円と幅はありますが高額です。この33万円は永代供養とは33回忌の事ですから年間1万円×33年=33万円なのでしょう。

ただ寺の檀家となる為、毎年1万円ほどの費用と本堂改修、屋根の改修、門の改修、ひいては住職の自宅建築に至るまで「寄付」を要求される現実でしたから、我々が身を粉にして実現してる低料金火葬を無駄にせず活かす為には・・・と設定したのが『ぱっく70』でした。根拠は無いのですが何となく70才以上の人達は仕事も出来なくなるから年金だけで大変だろうな――、程度の感覚で決めましたが、実際には60才で定年すると、年金が全額支給される65才までが一番大変だと分り、ぱっく60へと変更、その後、年齢に関係なく大変な人はいくらでもいると分り、今では登録してある方は誰でも利用できるパックです。

また2014年4月1日から消費税8%引上げとなり、便乗値上げも相次いだ事で5万円火葬を存続は出来なくなりましたが、最初の目標が5万円火葬の実現でしたから、初心忘るべからずの意味合いもあり、火葬5万円+散骨5万円=10万円(ぱっく60)と設定する事で、火葬5万円を残せると考えたのです。ですから、直葬6,9万円と、ぱっく60は利益無視のパックなんです。改めて内容を聞けば、日本で一番安い内容だと分るでしょう。だから葬儀支援パックなんです。

『ぱっく60』
・逝去された病院、施設、自宅等まで当方から2名でお迎え行く
(夜間、深夜、早朝の加算、走行距離による加算一切なし)
・使用する搬送シートは安定枕付き
・あんしん館式場祭壇前で納棺安置(祭壇は豪華に飾ってあります)
・口閉じ、整髪を済ませ、消臭剤を塗布し、末期の水をとり、線香を供えます
(死亡診断書記載の死亡時刻から24時間火葬できない為、安置48時間含む)
・使用する棺は、山型フタ付6尺白布棺(最長180cmまで可能)
・死亡届出書を記入、捺印します
・手続きは全て当方で行います
・予約日時に合せ斎場まで棺を搬送します
・火葬中は無料休憩所にて待機
・拾骨は白7寸骨壺に入れ、銀貼箱に納めます
・散骨は以下の三種から選択です
① 遺骨は専用機械で粉骨し、全散骨(何も残さない選択です)
② 一部粉骨を専用容器に入れ渡し自宅手元供養(他の遺骨は全て散骨します)
③ 一部粉骨を専用容器に入れ永代供養墓納骨(再入会・年会費1家族2千円、他は全て散骨)

次回、あんしんサポート専用永代供養墓の建立です。

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