家族の葬儀を決める時、2つのポイント最優先


 各お葬式の定義・利点・欠点を知る

一般葬儀』 ・誰でも会葬できる葬儀
 利 点   ・多くの会葬があれば黒字になる事もある
 欠 点   ・人数が読めない・確保する会場と会葬数が合わないと大変
       ・大人数だと温かい葬儀は難しい・予定より少ないと寂しい葬儀

家族葬儀』 ・列席者全員が事前に分っている葬儀
 利 点   ・会場、料理、返礼など全て事前に分るので無駄が少ない
       ・人数制限が出来る為、家族で送ってあげた感覚になれる
 欠 点   ・一般葬と同じ会場を使用すると、基本の費用が高くなる
       ・香典が限られる為、自腹費用が多い傾向にある

直  葬』 ・火葬だけの葬儀の総称(直接火葬場に行けるとは限らない)
 利 点   ・現行の葬儀形式では最も費用が抑えられる
 欠 点   ・一般葬が当然と昔ながらの感覚を持つ人の理解が得られ難い

葬儀って何!? 葬儀より大事なのは何!?

葬儀は最も近しい家族との別れが根源なのは誰でも分るでしょう。

別れを受け入れる時間ならば、、逝去後に始まるものでなく余命宣告された
瞬間から始まると考えたほうが自然です。

また残る家族の生活に支障が出る葬儀、借金までする葬儀など、悪徳霊感商法でもなければ、どう考えてもあり得ません。

なら葬儀の根源にある定義とは・・・
『家族との別れを受け入れる為の時間であり』『残る家族の生活が守れる』
のが大前提だと言えます。 この大前提を踏まえ葬儀の決め方を考えます

第1のポイント『その時の財布事情が最優先』

病気もせず、入院もせず、施設にも入らず、突然ポックリ逝くのが理想では
ありますが、まぁ普通そうはいきません。

多くの場合、入院したり、施設に入ったり、或いは家族が自宅で介護する等
数年から十数年の時間のあとで逝去、葬儀となる事が多いでしょう。

経験のある人は分るでしょうが、施設に入ると月額15万円ほど掛かり、特養
でも7~8万円は掛かるはずです。 
また入院も含めた医療費は多くの人が思っているより掛かります。

これらの費用が家族の生活とは別に掛かるのですから、余裕で払える人など
そうそういません。 貯金を切り崩して、生活を節約して、働ける時間には
働いて何とか乗り切るのがやっと・・・家族は経済的にも、精神的にも辛い期間が続くことになります。

その挙句の葬儀が100万円、200万円掛かり、更に宗教者への布施が30万だ
50万円だと掛かる理解し難い現実が、極々当たり前として行われているので
すから、家族は死活問題でもあり、相当追い込まれることになる。

そこに追い打ちを掛けるのが、くちは出すけど金出さずの親戚が、言いたい
放題と来れば、家族に死ねって言ってるようなものです。

この話に大きく頷いた家族に断言します。

家族が逝去し病院や施設への全ての支払いも計算した上で、後に残る家族の
生活に支障の無い範囲での葬儀をするべきです。

それが直葬(火葬だけのお葬式)なら直葬で済ませるべきですし、直葬料金
だって葬儀社毎に様々です。 
群馬県内でも、あんしんサポートの69.000円から始まり、30万円超まである
のが現実だからです。 
我が家の財布事情で可能な葬儀屋さんだけは、事前に探しておきましょう。

第2のポイント『自分が故人だったらと考える』

葬儀の内容を決める上で重要なのは、何が必要で、何が不要かを的確に判断
することです。 

判断で間違っているのは葬儀社や宗教者への依存です。

なら知識も無い自分達でどうすれば良いか!? 実は簡単なのです。

『自分が故人だったら・・・』と考えれば良いだけです

例えば『棺・ひつぎ』について考えてみましょう。
以下の金額は棺を選んだ場合、基本のパック料金に加算される金額だとお考
えください

① 昔ながらの合板に平らなフタの付いた木目の棺         0円
② 白の布張り棺で、合掌を組んでも余裕のある山形フタ付棺   5万円
③ ②の布棺に刺繍の入った棺                15万円
④ 手彫りの白木棺                     30万円
自分が故人ならどの棺を選択しますか?

次は最近多い業者湯かんを考えてみましょう。

女性の方々にお聞きします。 
見ず知らずの人達が来て、あなたを裸にして隅々まで洗ってくれ、髪や爪を
整えて、旅支度を整えてくれる業者湯かんをあなたはして欲しいですか?

『棺』『業者湯かん』どんな判断をされたか分りませんが、次に葬儀社営業トークを書いておきます。

『棺』について
棺はあの世に旅立つ船であり三途の川を渡る船でもあります。 
凄く豪華な物は必要ありませんが、最後の供養ですから、そこそこの物は
用意してあげたいですよね。 お宅くらいの家だと、この辺が妥当だと思い
ますが・・・

『湯かん』について
本当なら亡くなる前に、せめてお風呂くらい入れて、身体を綺麗にしたり、
ゆったりさせてあげたかったですよね。 
間に合いませんでしたが、家族の気持ちを故人に伝え、故人を綺麗にして
旅立たせてあげたいと思いませんか? 
お風呂に入れ綺麗サッパリさせてから、旅支度を整えてあげましょうか?

冷静な時、個々の家族がする判断と、亡くなった直後セールストークを聞かされての判断、どちらも同じ判断ができる自信はありますか?

葬儀に使用する様々な葬具や項目を決める、もうひとつの基準を書きます。
『誰が見ても違和感の無い物なら全く問題ありません』

結論
亡くなってから騒ぎ、見栄を張るのでなく、生前寄り添い、対象者が望むこ
とが可能なら実現しておくこと。

逝去後は残る家族の生活に支障の無い範囲の葬儀を行う。

くちは出すけど金出さずの親戚意見を聞く必要はありません。 
そんな親戚は「費用を出してくれるなら言う通りにします」と答えれば良い

親戚同様、隣保、葬儀社、菩提寺も全く同じです。 
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